2005年10月27日
■メールマガジンという商売のオチ。
ま。結論からいうと、
未成熟な利用者にちょっと夢見せて衝動買いさせるということなんでしょう。
新米大学生がはじめて一人暮らしするときの不動産屋に軽くなじられる感じ
といえばいいでしょうか。
さて、何から切りましょうか。
まずは、オプトインメールというやつ。
何かの登録時にドサクサにまぎれて、
年齢・性別・趣味嗜好をとってメールながしていいですか、ってやつ。
あれを真剣にチェックしたあなた、とってもアッフォです。
チェックした分だけ広告来ますから。
一見、チェックした項目のすっげえいい情報が来ると期待しがちですが、
もちろんそんなことはありません。
クルマにチェックしてホンダの広告来ますか?
もちろんそんなショボイ媒体に
世界のホンダやトヨタ、日産が出稿するわけありません。
瀕死の三菱だってしかりです。
ま。中古車のガリバーが出稿して、
ちょっと気が間違ってなんか懸賞に応募すると、
電話営業がかかってくるって感じでしょうか。
おもわずすっげえやりたくなっちゃう百科事典的羅針盤。もうこれであなたもロックミュージックのさまよえる子羊になりません。
彼女が欲しいなと思って「結婚」にチェックしても、
素敵な彼女からメールは来ません。
(や!そんな媒体あったら登録しまっせ!)
うまくいけばOMMGとかツバイとかノッツェですが、
ま。普通にイケイケエログロ出会い系が来るでしょう。
真面目な結婚相談所からねばっこい営業電話がくるか、
サクラバイトのへたれミュージシャンとエッチな文通するかじゃないでしょうか。
でもね。疑い深くてなんにも行動しないような輩ではなく、
カモな子羊(いや失礼、素直な見込み顧客)を
囲い込むのは企業として、マーベラスな広告投下手法ですよね。
別にそれで不幸になるかどうかはユーザ側の判断なんだし。
つまりオプトインメール広告はチェリーだけを抽出する
見込み客のフィルタリングの効果が見込めるんですね。
ただ問題はですね。
人は同じ轍を踏まないといことです。
二三回そんな手法の広告が届けば、
その人に何回送っても効果がなくなります。
つまり、焼畑なんですね。
ユーザ側はチェリーから経験者(あるいは玄人童貞レベル)
に脱皮してるんです。
だからこれでビジネスする人たちは大変です。
ユーザをちょっとした偶発性で、
属性データで囲っただけで、
「何の意義ある情報(つまりコンテンツ)」を発信していないのです。
情報媒体としては信頼を失いやすいのです。
さて、広告主さんにヒント。
この手の媒体は、
顧客データが新鮮かどうか、流入経路、競合が焼き枯らしていないか、
を注意しなければなりませんね。
どうやって知るか。
それは出稿前2ヶ月はどういうメールが来るか調べりゃいいんですよ。
なんて無理ですよね。
販売する立場の代理店の人におごって呑ませ本音を聞くしかないっすね。
だいたい、登録属性にこだわるのはアッフォですよ。
テレビや雑誌が属性くぎってますか。
その媒体のもつコンテンツから察せられる
嗜好性が自社商品とあっているのかが重要ですよね。
筋肉マンは30代も買うし10代も買いますよ。
ま。ウィスパーを男性諸君に送っても意味ないですけどね。
それでも嫁のナプキンを買うダンナもありますがね。俺のように。
属性をとっているメールマガジンの広告料は高い、
なんてことは、媒体社と代理店が決めたこと、
それをただ広告主が納得させられてること。
それよりもユーザが死んでいるかどうかのエビデンスをとることが
重要じゃないんですかね。
それでも属性をきっちりとって単価の高い媒体を作るんですか?
メールアドレスだって勝手に変えることで半年で半減するのに。
それでも焼き払われた媒体に出稿するんですか?
ま、知るすべもないですよね。これも勉強っす。
それでもここは老舗媒体ですと広告主に勧めるんですか?
メールを見ないのにやめない奴の吹き溜まりだっちゅうのに。
あ、だいぶ長くなりましたね。
次に切るのは、ただのオプトインだったら、
会員が持続しないということで、
味噌づけ(いや失礼、ポイントづけ)するという儀式めいた
リードメールって奴を切るっす。
では。さよなら。さよなら。さよなら。
おもわずすっげえやりたくなっちゃう百科事典的羅針盤。もうこれであなたもロックミュージックのさまよえる子羊になりません。

