2006年04月

2006年04月22日

新卒社員なんて初めての男しかしらないようなもんだ。 「セカンド就職のススメ」

新卒社員で何年か働いて転職することを、
あえて「転職」といわずに「就職」という概念をのこして、
「セカンド就職」というそうだ。

新卒に比べれば、当たり前の事だが、
社会の厳しさやビジネスマナーを知っている。
一般の中途に比べれば、凝り固まっっておらず
新卒のようにスポンジのように吸収する。

採用側から見ると、
20代後半にさしかかった人は、
勢いがあって、ある程度人件費が低くて、
欲しい人材の年齢ゾーンだ。

だから、転職をするのにはいいチャンスだというわけ。
でも現実の本人たちは、転職が怖い。
おいらも最初の転職は、同棲している彼女がいなくなったとか、
友達から起業に誘われたとかの外部要因があったから、
辞められたようなものだ。こっぱずかしい話。

この語感。微妙なところでしょ。「辞めた」じゃなく「辞められた」なのだ。
自分が自分をクロージングさせれなかったんだよな。
で。実際、転職を重ねるごとに、そういう受動的な所がどんどん薄れて能動的になってきたってわけです。


新卒社員はいわば、初めての男とつきあっている女のコのようなものだ。

別れ話をしようものなら、
男から「お前は誰と付き合ってもうまくいかない」とか、
「お前のプライドにかけてその性格直せよ。」とか言われる。
しかも、やっかいな事に、その男との経験が常識のようになってしまう。

でも。こういうカラクリがわかれば、
「私のぴったりは男は他にもいるし、
他の男も試してみることで、自分を磨けばいいんだ。」
なんて発想になれるものだ。

悪い男に長いこと掴まって、
それこそ魅力がどんどん無くなっていくにもかかわらず、
自分はこれが幸せなんだって跡付けするよりも、
自由に飛び出そうぜ。悲劇のヒロインなんてないんだからさ。

てな感じで今の働いている会社を、ちょっと相対化してみましょう。
でもね。転職するときは、ちゃんと自分のキャリアパスを考えてね。

ジョンレノンは言いました。
「女は世界の奴隷か?」と。

マーティンルーサーキング牧師は言いました。
「私には夢がある。」と。


じゃあ、おいらがあなたに言います。

「あなたは会社の奴隷か? あなたには夢がある。」

 

 

セカンド就職のススメ

セカンド就職のススメ    講談社+α新書

高野 秀敏 (著)
宮城県に生まれる。株式会社キープレイヤーズ代表取締役社長として、転職関連のブログでナンバー1の人気を誇る。東北大学経済学部を卒業後、人材総合サービスのインテリジェンスに入社。人材紹介サービス立ち上げに携わり、その後3000名を超えるビジネス・パーソンのキャリア・アドバイスを行って適職に就ける。現在は、「応援したい企業」と「応援したいビジネス・パーソン」のマッチングを図るビジネスを精力的に進めている。また、「日経ビジネスアソシエ」「日経キャリアマガジン」「DODA」「type」「Womantype」「仕事の教室」「CIRCUS」などで旺盛な執筆活動も行っている

出版社: 講談社 ランキング 127,626位

初めての転職は、学生時代とはまったく異なる視点から自分が活躍できるステージを探すための「セカンド就職」。3000人超の適職を実現した著者が、売り手市場の今、企業が求める5つの能力を磨き、夢を掴む方法を紹介する。

.●自信がつく読むサプリ


ofragrance at 19:44|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)読書 

ほんとに好きだったら人妻とだって駆け落ちしちゃうんだあ。 「夜の果てまで」

青二才の大学生が人妻を奪って駆け落ちするという
なんとも男だったら誰もがやってみたかった(はず?)物語。

たとえその女が、ラーメン屋の夫人で10歳上で、
しかも、いつもM&Mのチョコを万引きするような女であっても、
彼にとっちゃあヒロインだ

うん。わかるわかる。

そりゃ念願の新聞記者の内定とれたって関係ねえよ。
おー。ホントにやったらカッコええなあ。

で。東京のボロアパートの暮らし。

いいじゃない。いいじゃない。
生活のひもじさと反比例して愛は高揚するっての。

で。青二才の青年は、女をキャバレーで働かせちゃうことになる。

他の男がよってこないかという心配とか、
自分が養えないという男としてのふがいなさの後悔とか。
気持ちが交錯するよなあ。

そりゃ、酒びたりになるし、店まで行って張り込みしちゃうよ。

しっかし、この物語は
いちいち男のロマンの琴線にふれてくる。

ま。所詮、物語だからね。
男の虫のいい妄想(脚本)どおりに女が動いている(描写されてる)んだが。
小説の中ぐらいは許してくれよ。

「錆つくよりは燃え尽きたい」
(ニールヤング作 カートコバン引用)

だよ。

 

だよ。この野郎!

 

夜の果てまで

夜の果てまで    角川文庫

盛田 隆二 (著)
1954年、東京生まれ。85年「夜よりも長い夢」で早稲田文学新人賞入選。90年『ストリート・チルドレン』(講談社)が野間文芸新人賞候補に。92年には『サウダージ』

出版社: 角川書店 売上ランキング 24,094位

著者会心の最高傑作! 感動の恋愛小説。

切なくて、苦しくて、でも懐かしい。誰もがここに描かれた恋愛に身に覚えがある−−。佐藤正午氏絶賛。(『湾岸ラプソディ』を改題)

二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる彼女と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった―。ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。著者会心の最高傑作。

.●自信がつく読むサプリ


ofragrance at 19:41|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)読書 

福沢諭吉が惚れ込む男。 「斎藤一人の百戦百勝」

「一勝九敗」の人とうってかわって
「百選百勝」してしまう人のお話。

斉藤一人という人。
全国の長者番付で1位をとったことがあるそうだ。

やっぱ違うなと思うエピソードを二つ。

 

●特別扱いはカッコわるい

常連になっている料亭で、頼みもしない料理が出てきた。
「今日は特別にいいアジが入ったのでサービスです。」と店主。

「これは旨い」と喜んでたべる。

食べた後に彼は言った。
「おいしかったよ。でもこんなことしなくていいんだよ。」

そしてお勘定を済ませたとき
「そういえば、開店して1周年だよね。」
じゃ、これご祝儀といって1万円を置いて出て行った。

彼いわく、お金を遣ってるからといって特別扱いされるよりも、
普通にしてもらう人のほうがカッコいい。


 

●心に灯をともす

旅の途中で一行は定食屋に行った。
客も入っていないし、飯もさして旨くない。
おまけにおばちゃんはブスっとしている。

お勘定のときに彼は言った。
「おいしかったよ。おばちゃんの笑顔もいいし。」

そして会話で、店を10年続けてることを聞き出し、
じゃ、これご祝儀といって1万円を置いて出て行った。

彼の見解はこうだ。

あの人は今まで働いてきて何もいいことがなかったんだ。
だからブスっとしている。
でも、きっと子供を立派に育てて頑張ってきたんだ。
一生のうち一回でも「おいしいね」って誰かにいってもらえたら
あの人の心に灯がともるだよ。
それなら1万円は安いだろ。

 


福沢諭吉に信頼されてるから
お財布にちゃんと戻ってくるんだろう。

 

斎藤一人の百戦百勝

●DATA

斎藤一人の百戦百勝
小俣 貫太(著):銀座まるかんの販売代理店・株式会社78パーセント代表取締役
出版社:東洋経済新報社
順位:110,275位

序章 楽しく生きれば、お金は儲かっちゃう!
第1章 商人の基本姿勢でお金を儲ける
第2章 考え方をグレードアップしてお金を儲ける
第3章 お客さんを知ってお金を儲ける
第4章 世の中を見渡してお金を儲ける
第5章 魅力的なアイデアを出してお金を儲ける
第6章 物事のとらえ方を変えてお金を儲ける
第7章 「波動」の法則でお金を儲ける
第8章 言霊の力で自分を変えてお金を儲ける
第9章 「カッコいい」商人を目指してお金を儲ける
第10章 お金の不思議さを知ってお金を儲ける

 

事業所得だけで9年連続長者番付ベスト10入りを果たしたという日本を代表する大金持ち、斎藤一人の言葉を、「自称」弟子である小俣貫太が解説した1冊。

前著『斎藤一人のツキを呼ぶ言葉』と同じテイストで、斎藤一人の言葉を随時引用しながら、商売に必要な心得が語られている。 

斎藤一人のおもしろいところは、一見単なる精神論を語っているように思われる言葉が、じつは商売やお金のロジックと結びついている点。

たとえば本書の後半には、
「いいかい、どこかに一円玉が落ちていたら助けてあげるんだよ(中略)
そうするとね、一円玉のお父さんが
『子供を助けてくれて、ありがとうございました』
とお礼を言いに来てくれる」
という言葉があるが、これは金利やお金が増えるしくみを暗に意味している。

また、
「日本で最大の神様は『皆さまのおかげさま』」という言葉も、
日本で商売をする際に忘れてはいけない、
日本人の国民性を見事に言い表している。

ほかにも、
「10倍稼ごうと思ったら、10倍簡単にするんだよ」
「素直ならほかの人の助けが自分の目方になる」など、
日頃の仕事に生かせる教訓も、随所に見られる。

経営者はもちろん、サラリーマンにとっても、
商人のプライドと心意気に触れ、仕事への意気込みを新たにする、
よいきっかけとなるだろう。

●自信がつく読むサプリ


ofragrance at 19:39|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)読書 

銭湯で学生二人が就職を語る!

ちょいと興味があったので、
頭に血が上るのを我慢して聞いちゃいました。
どうやら一人(A)は中退して4月から社会人になる予定みたいです。

B「社会人がこんな早くに仲間の中からでるなんて!」

A「学校なんか続けたくでも意味ないからよ〜」

B「俺もやめようかなあ。」

A「おい。すげえんだぞ。職場の前が女子高なんだよ!」

B「まじすげえ! それ俺もいきたい。俺、学校やめるよ。」

A「女のコの流行をチェックできるしな。」
↑かっこいい大義名文!
 マーケティングの感性がありそうです。

B「で。朝何時にいくの?」

A「もちろん8時よ。」
↑やる気まんまんです。会社?それとも女子高生?

B「で。どんな仕事なの?」

A「それがよ。よくわからねえことばかりなんだ。
 コミュニティーとかよ。」
↑ま。いいでしょいいでしょ。若いんだから。がんばれ。


この会話。
もし「ピッカピカの新卒一年生」という本のテレビコマーシャルがあったら使いたいです。

今の就職ってのは、
「お見合い」で一生を決めるという感じじゃなくて、
もっとライトに、
とりあえずやってみて、
フィーリングがあえば同棲してみよっか。
みたいな感じなんでしょうな。

なんかすご〜く関心しちゃったおいらです。

ビトーがドンコルレオーネになった瞬間

ビトーは、もともと貧乏な労働者でした。
しかも家族もひもじい生活をさせられています。
工場からもファイアー!(解雇)になり、
家にいるしかしょうがありません。

その時はいきなり訪れました。

ドンドン!

逃げているチンピラがビトーの家にやってきて、
「この拳銃をかくまってくれ」といって
一方的に置いてでていったのです。

しょうがないから、預かります。
すると何日後かにチンピラがやってきて、
札束を差し出すわけです。

「俺はいらないよ。」

「でもとっとけ。」

そんな感じで、
頼まれごとをこなすうちに、
マフィアの大ボスになっていく物語です。

(ついでにいうと、ロバートデニーロがマーロンブランドに変身しちゃうわけですが。この飛躍がスコセッシのグレートなところ!)

あまい誘惑の方を
人生の転機にしたい人は多いと思うけど、
ほんとのキッカケってのは、
無欲で自分の正義をつらぬけた時に、
あとから思えば、キッカケってことになるのでしょう。

「もうかるから」
なんてのは、
「じゃあ自分でやれば」
てなもんで。

「俺困っているんだ、たのむ。」
てのは、
「たすかったよ。」
てなことになるわけで。

マーロンブランドを見ると、
愛と誠実の塊のように見えます。



地獄の黙示録のマーロンは
いかれてるけどね。
タクシードライバーのデニーロも
いかれてるか。

ザ・ゴッドファーザー

●ザ・ゴッドファーザー
ハーラン リーボ (著), Harlan Libo (原著), 河原 一久, 鈴木 勉

出版社: ソニーマガジンズ ランキング 本で176,287位

公開30周年を経て初めて明かされるインサイド・ストーリー
映画『ゴッドファーザー』3部作の舞台裏を、フランシス・フォード・コッポラ監督、アル・パチーノ、マーロン・ブランドをはじめとするスタッフ、キャストへの独自のインタビューと、パラマウントの記録室に眠っていた膨大な資料をもとに初めて明かす、栄光の陰に隠された真実の記録!削除、改訂されたセリフの初公開、125カットもの未公開プロダクション・フォトなどを収録した日本初の『ゴッドファーザー』オフィシャルブックです。パラマウント上層部の反発、マフィアからの脅迫等、次々と難題が持ち上がるなか、最後まで妥協せず、情熱を持ち続けて作品を作り上げた男たちの物語!

目次

48歳の新人作家
口説きの天才
小説と映像の融合
“M”で始まる言葉
奇跡のスクリーン・テスト
史上最大のキャスティング
ディテールの追求
ニューヨークの顔役
アクション!
スクリプト・ドクター
血と硝煙
3時間を巡る攻防
伝説の誕生
そして“サーガ”はつづく


ofragrance at 19:24|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)読書 

でも幸せなんて何を 持っているかじゃない 何を欲しがるかだぜ♪

採用募集をしている人事の方は、
人材紹介業の人をつかまえてこういいます。

「ところで、ふじふじのところには、
○○ができる人は何人ぐらい紹介できそうなの?」

ぼくはこう答えます。
「正直、わかりません。」

本当の数を答えれば、その人を面接したいというに決まっているからです。

候補者は現状のHAVEよりもWILLにかけているから僕も慎重です。

冒頭のような企業はたいてい、
求めるスペックのみを理想高く言って、
会社のビジョンや、就職者にどういうキャリアステップを歩んでもらいたいかという提案がないものです。

こういうときが、ミスマッチがおこる瞬間です。

人事担当も「いい人をコンスタントに入れなきゃならない」というミッションを持った営業マンですからね。
提案力のない営業マンなんてやばいです。
いつもいい人を入れてるなという会社の人事担当の人は、
60社ぐらいの人材紹介会社と絶えずきめ細かい連絡をとっているそうです。

やっぱり彼も「これは営業だよ。少しでも多くの紹介業者の人にいい人材を紹介してもらうために頑張らなきゃね。」と言ってました。

さて、WEB2.0の考え方でいうと、
候補者は有限、企業は不特定無限大です。

特にIT業界の場合、紹介業者は、いい人材を紹介するときは、
どんな企業にでもアクセスできます。
ところが、自分が担当する候補者は有限です。

圧倒的に候補者が大切です。
だから変な企業は紹介できません。
不特定無限大の企業の中からいい企業を紹介するために、
グーグルのような的確な検索力と知識データベースが必要なんです。


旧来のWEB1.0的な発想だと、
単に世の中に出回っている求人票をかき集めて
機械的な「HAVE」だけのマッチングすればいいのでしょうが、
それは恐竜の首です。
エイブリックやインエリジェンスならともかく、
我々がやることじゃありません。

でも不特定無限大な企業が、
虎視眈々と新規ビジネスを立ち上げようとしているので、
実は求人票にでない、人材ニーズがアチコチに潜んでいます。

だから、候補者のキャリアパスを見極めて、
企業を逆指名するのが、
ロングテールのところで仕事をしている我々の役目になります。

不動産の物件探しに例えてみましょう。
人は住むところを必ず見つけますし、
同じように働くところも必ずみつけます。
それが妥協なのか、物件に瑕疵があるのか、
仲介業者に騙されるのか、ほんとに満足なのか、
にわかれます。

まず地域選びが業種です。
そして建物が企業。
ひとつひとつの物件が職種です。

だから、冒頭にあるような質問があきらかに愚問だとわかります。

「白金の腹黒マンションの308号室に入居する人の候補は何人いそうなの?」

ってことなのです。
特定の物件をエコひいきに勧める不動産仲介業者はいないですよね。

今回のおかしな状況は、
人材業の場合、
家主がお金をはらうから、
「金を払っている方が偉そうになれる」という
錯覚に陥るわけです。

でも人材自体が法定果実だってことも忘れちゃってるんですよね。
清原で観客動員数が増えるからオリックスは雇っているみたいな発想がなく、ただ金を払う立場だから偉くなっちゃう。
でも、人材紹介業は成果報酬なのにね。
紹介するまではタダ。決まってナンボなんです。。

ところで、
お金の流れからいうと、
物件は候補者、入居者が企業だといえます。

不動産の場合、建設省のシステムにあき物件を登録することが義務付けられて、基本的に全国の仲介業はアクセスできます。

でも人材の場合、そんなアホなことはありませんよね。
だから、人材というあき物件は有限で、掘り出しものなんです。

掘り出しものを当たり前のように、
見せろというのは暴挙です。

だから、
「貴社に紹介できる人材がいるかわかりません」
となるのです。

僕は純粋に、転職希望者がホントに納得するまで、
ジョインしていいなと思う企業に入ってもらうのを
サポートしたいと思ってやっているので、

よく不動産仲介業が言うような
「あんた理想ばっかり言って、そんないい物件はないよ」
なんていって、企業側におべっか使うようなことはしたくないのです。

不特定無限大の有象無象の企業よりも、
僕と縁あって頼ってくれている有限の候補者を大切にするのが
筋というものでしょう。

さて、まとめます。

企業が求める人材:候補者のHAVE
候補者が求める企業:その企業のWILL

だからミスマッチがおこるのです。

企業が提案:候補者のWILLが実現できる環境
候補者が求める企業:その企業のWILL

じゃないと、
その出会いは時間の無駄です。


ちなみにこの日記のタイトル。
70年代ロックの伝説バンドである
『はっぴぃえんど』というグループが
通称ゆでめんと親しまれているデビュー作である
『はっぴぃえんど』というアルバムの
『はっぴぃえんど』という曲の歌詞です。

HAVEで決めない。WILLで決めないとね。


バーベQでキャリアパス!それともキラーパス?

「この会社に行けばあなたのキャリアパスもバッチリです。」

なんて、人材紹介業の人が言うありきたりの言葉。

ちょっと待ってください!
キャリアパスは自分で描くもの。
なんで人から言われなきゃならないの?
(もちろんその過程のサポートをするのがキャリアコンサルタントの役割だとは思いますが。)

自分に描いたものが、合致するかを、
要素要素で見極めるものなので、
他人が勝手に判断するものじゃあありません。

A社のAという職種が鈴木さんにとってキャリアアップになっても佐藤さんのキャリアアップになるとは限りません。

当然のことです。
なんで、そんなことに目をつぶって、
金太郎飴のように、
キャリアパスという殺し文句を遣ってしまうのか。

それは、IR情報みたいな、万人向けの情報しかフィードバックができないから。(人材業という異業種である人は、候補者の業界の現場の仕事はなかなか把握できないですからね。)
というか、人の成長過程をカバーせず、
スペックの数合わせしかしてないからなんでしょうね。
(事業の方向性を理解する前に求人票がでてきちゃいますからね。)

就職とか転職とかっていうのは、
「結婚に似ている」なんてよく言われますが、
それは大きな間違い。

別に子供を生むような一生モノの責任は、
企業にも労働者にもありません。
そこには変な幻想があるんでしょうね。

それよりも
学校にたとえた方がお互い生産的です。
3年でこういう者になりたいという仮説のもとにやってみる。
そして卒業なら卒業。
その3年の間に4年後以降の自分が仮説づけられるならば進級する。これが健全だし、いわゆるキャリアパスということだと思います。

企業の論理で言えば、
バスにその人に乗ってもらう。
あるビジョンの元に席にすわってもらう。
行き先が変わってくれば、
バスから降りてもらう。

両者にそのコミットが成立されていれば、
そのバスが最初の行き先が決まってすすんでいる限り、
途中下車はないはずです。

最初の約束にないことが出現するから、
「そんなはずじゃなかった」という結果になるわけです。

その約束とは、
転職者側のキャリアパスと、
企業側のビジョン。
そのお互いの接点の共有のほかなりません。

バーベQパーティーに似てますね。
バーベQって、
不思議と、
「俺、買出し」
「わたしは調理するわ」
とか自ずと役割分担が自発的に決まってくる。

その場のバーベQを楽しむという共通目的のために、
みんなが自律的に自分のポジションを見つけ出す。

バーベQってのはそんな愛情にみちあふれてるから、
なんか旨いんですね。
安物の肉でもエバラ焼肉のたれでも。
焦げすぎても。半生であっても。

キャンプ場はいわば、職場なわけです。
バーベQを楽しむという目的に必要な、
水場があり、マキも売っている。

十分楽しむという目的が達成できれば、
後片付けだってちゃんとして、
次の人たちが気持ちよくつかえるようにバトンタッチする。

これが、
フットサルをしたいという意見があるなかで、
コンセンサスをとらないでバーベQを強制的にしたらどうでしょう?

キャンプ場も、
いきなり、消防法にひっかかちゃったから、
ここでサッカーでもやってくれ、
それでも十分楽しめるだろ!
なんてことになったらどうでしょう?

そんな事を未然に防ぐことが、
就職活動・転職活動の間の大事なところだと思います。

人材ビジネスにおけるWEB退化論。

転職というと、エンジャパンかリクナビって感じっすかね。
ま。それだけ広告の露出が多いわけで。
こんな恐竜サイトがあるから、
新しくこんなサイトを作ろうとすれば
上場でもして資金をあつめなきゃ勝てないわけっす。
ある中堅の人材サイトを運営している友人がいうには、
「金次第のビジネス」なんだと。

さて、この弊害はこういうところに出てきます。
広告を出して転職希望者を募っているわけですから、
もうすでに転職希望が顕在なわけで、
そこに人材紹介業者がむらがります。

転職希望者は、どこの人材紹介会社にも、
同じ企業を紹介されます。
まるでどこも同じ物件を紹介するような不動産仲介業者みたいな現象がおきます。

転職するぞと思っているのですから、
時間がありません。
つまり人生のたな卸しもままならず、
キャリアパスを描かないまま転職しちゃいます。
まるで、一週間後に転勤がきまって賃貸物件を適当に決めるのと同じ現象です。

一方、
雇用主は求人広告を出すときは切羽詰まっているわけで、
贅沢は言っていられないので、
多少は我慢して雇ってしまいます。


ここで何がおこるか。
ミスマッチングというやつです。
近いうちにお互いが
「こんなはずじゃなかった」と言い、
いがみ合い、週末をむかえます。
こんなくりかえし。

WEB2.0の概念でいえば、
このお互いが切羽つまった同士のマッチングは、
もちろん広告がものをいい、
ビジネスとしては一番流通しちゃうので、
「恐竜の首」といえます。

じゃあ、ロングテールになる部分はというと。

求人票という人事マターになる以前に、
現場の事業ニーズのシグナルが感じられる企業と、
つね日ごろからキャリアパスを考えている人が今の会社をしかるべき形で卒業するだろうというシグナルが感じられる人材が、幸運な形で出会うようなところでしょう。


で、そのロングテールの担い手は、
業界の現場の人のネットワークからの
クチ伝えだったりします。
だから、縁故採用みたいな感じで、
人材紹介業者や転職サイトを経由しないで、
適正なマッチングが結構あったりします。


人はモノじゃないですからね。
右から左へのような機会的なマッチングは
それでうまくいかない上に、
就職紹介業者は業界のことがわからないし、
雇用主の人事は現場のことをしらないから、
事態は最悪です。

人材は消費財のように広告でなんかしてというのは、
根本的にあわないのかもしれません。

こういうことを踏まえると、
転職をちらっと考えた時点で、
いきたい業界の現場の人に相談した方がいいですね。
相談される方も「友人とためなら」
という意志も働きますし。

キャリアパスを組み立てていれば、
ビジョンのしっかりしてない会社にも行きませんしね。


とくにIT業界は、社歴も独自文化も経営も経験が浅いので、
日本の垣根を飛び越えて世界と戦うためにも、
ミスマッチが起きない環境の整えが急務です。
最近あんまよく見られないですが、
企業ビジョンの確立と浸透は当然のことながら。


幕末の藩士が大同団結したときのように、
みんなでグローするためにも。

大日本印刷と凸版が全国同時多発スト!?

この物語は、四月ばかをという作家が、
「紙」の流通機能が麻痺するインパクトを、
WEB2.0のもたらすパラダイム変化を題材に、
4月1日に寄稿したもので、フィクションであり、
ある団体を特定するものではありません。

2006年4月X日。
印刷業界の最王手の2社の組合が示し合わせたようにストに突入した。

これで困ったのは出版業界。
紙がないと、雑誌や本が印刷できない。
各出版社で緊急対策が余儀なくされた。

まず動きが早かったのは、
「少年スマップ」などの週刊マンガ誌を出す青年館という会社。
「紙が刷れなかったらインターネットだ。」というわけだ。
同社は、マンガなどの版権を持っており、
ケータイでは待受サイトやマンガアプリなどで儲けていた。
そこで同社は、商社系のモバイルコンテンツプロバイダー最王手のCOMIXと緊急提携を行うことにした。

出版社というものは、
紙で刷られたものが先にあり、
その二次利用としてインターネットで提供されるのが通常だ。
「お金を出してもらっている情報をネットで無料に提供されてたまるか。」
なんていう文化がある。

案の定、青年館とCOMIXの提携の話は現場レベルで座礁した。
マスメディアとしての社会的役割を自負する出版社の編集者の文化と、
情報をモノのようにコロコロ転がし、
サイトの機能とかギミックで儲けようとするネットベンチャーの文化が合うわけがない。
しかも最王手の出版社といえば、狭き門をくぐってきたエリート意識の強い人間だ。
学歴はないもののバイト上がりでメキメキと頭角を現してきたようなコンプレックスの強い人間と合うわけもない。


そうこう青年館が足踏みしているうちに、動いたのは丸川書店だった。
エンタメ系の情報誌で有名な準王手の出版社だ。

インターネットの興隆で一番痛手を受けるのは情報誌だ。
だから、年々発行部数は下がっていた。
広告代理店からは、「こんなんじゃお宅の広告は売れませんよ。」
なんてプレッシャーがかかる。
事実、毎年卒業シーズンに広告を入れていた広告主も今年から入っていなかった。
だから、社員は心の中では、「もう紙はダメだ。インターネットに移行しないと。」
とは思っていても、タテマエはインターネットをバカにしていた。

事実、同社のインターネットの情報は、他の出版社がやっているように、
雑誌などに載ったモノの二次利用だったし、利用できない情報の縛りがたくさんあった。

しかし、丸川会長の鶴の一言で、業務改善が行われた。

「どんな情報でもインターネットでどんどんアップしろ」と。

もう印刷ができない以上、取次ぎに買ってもらうモノがない。
背に腹は変えられぬ。もうヤケクソだという気分がただよう。
(※取次ぎとは、各本屋さんに卸す本の問屋さん。)

会長の言われるまま、仕入れた情報を次々に載せた。
さすがに今まで金を出さないと手に入らない情報だから、アクセス数は伸びた。
おまけに、今までと情報の量が違う。だから当然のようにグーグルの検索によくひっかかる。
一気に広告の掲載が増えた。
しかもアクセスする人の趣味嗜好に合わせて
広告掲載するものだから、広告価値も上がった。
広告主もナショナルクライアントばかり集まるようになり、
ブランド認知されていない広告主は締め出されるようになった。
(※ナショナルクライアントとは、平たくいうと誰もが知っている全国区企業)

今までは一度刷ったら終わりとする雑誌の業務フローにあわせていたが、
これだけ情報感度の高い読者がつくと、クレームやもっと詳しい情報が欲しいなどの反響があいつぐ。
そこで、記事は「α版、β版のように更新する」という業務改善が行われた。
そうすると、同じ記事が更新されたかどうか確認しに再訪するような読者が増えた。


さすがに、この会社の動きは目に見えて上向いてきたのがわかるので、マネする出版社が増えた。
この動きに困ったのは大半のネットベンチャーだ。
今まで、占いだの、着メロだの、ブログだの、SNSだの、のしくみは作ってきたが、
生きた情報というものに力を入れることを怠っていた。
彼らの経営は、アライアンスや、しくみの回し方で成り立っていた。
マスメディアというより、むしろ、デジタルデータの流通業だったのだ。
もうユーザは、しくみではなく、自分が欲しい情報へのアクセスの仕方がわかってきたのだ。
例えば、「着うたの楽曲の切り出し方を聞いて、音楽知らないんじゃないか」というような企業が不要になってしまったのだ。
このような落ちぶれサイトは腐るのがどんどん早くなる。
だんだんナショナルクライアントの広告が遠のき、
ちょっとマニアックな感がある3流企業や、
消費者金融の広告主が広告枠を安く買い取るようになっていった。
変な広告が常連になったサイトはどんどんユーザが離れる。
それは居酒屋でもサイトでも同じこと。

このように
旧来のマスメディアと、
新興ネットメディアと、
両方の業界で二極分化がすすんでいった。


さて。ばかをの話。
彼は、ある出版社の広告営業マン。
発行部数の低下で、やはり広告がとれなくなってきた。
電通や博報堂の雑誌局の人からは、もっといい媒体つくれよとなじられる。
(※雑誌局は雑誌の広告枠を買い取る部署)
こないだ掲載した広告主を担当していたAEから、「ぜんぜん反響ないんだよ」と怒られたばかりだ。
(AEとはアカウントエクゼクティブといい、広告主に担当として張り付いてルート営業する人)

しかも、明日から、発注先の印刷会社がストライキだ。
せっかくとった広告が、配本できないとなれば、また怒られるぞ。
どうせヒマだし。ビーイングでも買って転職を考えるかと思ってオフィスを出ようとした。

すると背後から声がする。

「ばかを。なに寝てるんだ?」
上司の声だ。

彼は答える。
「ストなんだから、仕事ないでしょ。ちょっと外に出ますよ。」

上司はあきれる。
「スト?。確かに明日から休みだが、寝ぼけてるんじゃねえよ」


確かに次の日からゴールデンウィーク進行で、10日連続休業の予定だった。
(※GW進行とはGW明けの書籍の流通にあわせ、前倒しのスケジュールで、出版社・印刷業者・取次ぎが頑張ることの状態をそう言っている)

パワーが増幅する不思議な存在。

これは宗教の話でも、
ドーピングの話でもありません。

新宿の紀伊国屋書店に本の買出に行ったあと、
ついでに東京体育館に行って参りました。

話の腰をおるとですね。
おいらの体重が3月始めの56キロ台が52キロ台になってました。
本を読むと脳みそを使うので基礎代謝があがったんでしょうか。

それはさておき、
な。なんと、いつもの東京体育館のジムのインストラクターに
超かわいいおねえさんがいました。

ボディコントロールしてる職業だけあって、
体系もスリム。ぐぅ〜です。

しかも、こんなせまい東京でよくいたなあと思うほど、
心がすれていない。(→たぶん。俺の願望)
そんな事を期待せずに通っているわけですから、
今日は、心がうきうきウォッチングです。
また行く時はうきうきで向かうんでしょうな。

こころなしか、彼女のいる方のトレーニングマシンが混んでます。なかには器具の説明をしてもらうツワモノもいます。

おいらももちろん、近くのマシンを重点的に使うのですが、

あ〜ら不思議♪

いつもよりも重い重量でも軽々持ち上がります。

不思議なもんです。

やっぱりかわいいコは世の中をよくしていると思います。

うきうきするだけで基礎代謝があがり、
脂肪もよく燃えるわけです。